リサイクルの真実 『日本・欧州・米国・東南アジア、4つの現場から問い直す』~「リサイクル率72%」の数字の裏側と、循環型産業に転換するための実践論~【第7話】リサイクル素材の「使い手」が育たない問題

〜「供給側だけ整備」という構造的失敗を解きほぐす〜

第6話までで、欧州のリサイクル戦略、米国の二重構造、日本の現在地、東南アジアの動き、そしてケミカルリサイクル(CR)の技術内容を見てきました。これらはいずれも「リサイクル材を作る側=供給側」の話でした。

今回は、視点をぐるりと反対に向けます。リサイクル素材の「使い手」、つまり再生材を購入して製品にする側の話です。

この「使い手」の問題は、私が現場で何度もぶつかってきた、日本のリサイクル産業の最大の急所と言っても過言では

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